interview no.104 宴友企画
 
宴友企画

「気軽に観ていただける、でも楽しんでいただけるものを作りたい。」 いつか一緒に芝居をしてみたい。 いつか一緒に作品作りをしてみたい。 宴友企画は、そう話していた役者を中心に、実現しようと集まった団体です。





――演出・原案の一五一重さんに伺いました。

    宴友企画公演とはどういうものですか?

きっかけは”一緒に演りたいね”って話していたのを実現したら面白いんじゃない?っていうスタートですね。ただ、どうせやるならなかなか出来ない事をやりたいと思って、始動するまですごく時間をかけました。参加してくれる役者もスタッフも、先輩、後輩問わず幅広く集まってくれましたし。それでも初めての挑戦なので四苦八苦ですけど。

    そうそう出来ない事とは?

いかにチケット料金を抑えるかって事ですかね(笑)。やっぱり多くの人に、より気軽に足を運んでいただきたいので。でも決して手を抜いてはいない、本来ならこの金額じゃ観られないものを!というのが強くあります。

    そんな想いと気合が込められたこの『きとうのときうた』はどんなお話ですか?

大本は昔話の桃太郎です。桃太郎って鬼退治して帰って来た後どうなったのかな?幸せになれたのかな?っていうところから始まり、後は僕のシュミを入れまくった感じです。少年マンガや時代劇、アニメとか何でもありで。そもそも主人公が女の子ですし(笑)。それを脚本の片柳が彼の視点で書き上げてくれたものですね。何も知らずに育ったヒロインが向き合う現実とは?それは本当に真実なのか?王道ファンタジーと言えばそうなのかな。

    本当にやりたいことを実現してみる企画公演なんですね

そうですね。出演してくれる役者も本当に大好きな人達ですから。観る側の人間としては絶対僕が一番楽しんでます。だからこそお客様には役者達の魅力を全力で伝えたいと思っています。

    ちなみにこの宴友企画公演、今後の予定は?

未定です!やりたいね、じゃあやろう!と始まったお祭り企画の公演なので(笑)今回の公演でのお客様や役者達の反応で、”いつかまた”あるかもしれません。

    一五一重さん、ありがとうございました。


次回公演
宴友企画公演
『きとうのときうた』
日程 > 10/22~26
会場 > d-倉庫

 

 
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